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 歴史

  加古川線およびその枝となる四線(高砂・三木・北条・鍛冶屋線)は、加古川の水運に代わるものとして、「播州鉄道」によって開業し、その後国有化されました。北条線は1915年(大正4年)に粟生から北条町まで開業。

  国鉄末期に特定地方交通線(廃止対象線)に指定され、三木線(→三木鉄道)と時を同じく、1985年4月に第三セクター路線「北条鉄道」として再出発しました。08年春に三木鉄道が廃止されたため、加古川線の枝線としては最後の生き残りとなりました。

  移管に伴って線路が分断され、加古川直通ができなくなったハンデもあって、経営は依然厳しい。駅や車両など設備の老朽化の問題もあります。そんな中、北条鉄道は「ボランティア駅長」を募ったり、イベント列車を運行したりなど、地域密着の活性化への取り組みも見られます。

 路線・車両概要

  加古川線粟生と、加西市の中心部に位置する北条町(ほうじょうまち)駅との間13.6kmの路線。当初は13.7kmでしたが、2001年に北条町駅が改築移転されたことに伴って、0.1km短くなっています。間にある6つの駅は、いずれも国鉄時代から存続しているものです。

  所要時間は約22分で1日17往復の運転。全線単線、非電化で、交換設備のある駅はないので、事実上1列車によるピストン輸送しかできない構造です。従って、おおむね終日1時間程度の間隔での運転となります。

  車両は、フラワ1985型レールバス3両でスタート。うち1両は今も残り、2軸のレールバスとして残る希少な存在です。現在の主力は、フラワ2000型気動車2両。ラッシュ時は2両編成、それ以外は単行で運転されます。

 

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